出演者紹介(過去)
出演者紹介(その5:後藤雪絵)
「tuki no fuchi san」最後の出演者紹介になりました。今回紹介するのは、後藤雪絵さんです。
はじめて後藤雪絵さんを見たのは、2009年に向けてのカウントダウンライブでした。いま見返してみるとあのときって1曲しか演奏してなかったんですね、そのときに「あ、この人おもしろそう」と思って翌月にもライブを見に行っています。このころは「こじまいづみさんっぽいな」と思いながら聴いていましたっけ、雪絵さんはあまり誰かと比較されることが好きじゃないようなので言いにくいのですが。
そこから年に数回ペースでずっとライブを見続けていたのですが、これも振り返るとなかなか興味深いものがあります。実は近藤夏子をはじめて見たのが雪絵さんをはじめてきちんと見たときだったり、2011年のベストライブに選んだVOXhallでのライブにも出演していたり、要所要所でおもしろいイベントに出演しているような感覚を持っています。
一昨年の秋から雪絵さん主催のレコ発ライブを3回連続で行い、その後締めをワンマンという形で行いました。私の中ではかなりこっそりのつもりだったのですが、さすがに毎回CDを買っていたので覚えていただけたようです。それらが終わった昨年11月に見に行ったとき声をかけられ、少しおはなしをさせていただきました。そのあとライブ後にじっくりとおはなしをする機会があり、ちょうど今回のイベントを考えているときだったこともあり出演のお願いをしたところ快く引き受けてくださったのです。
今だと「我那覇美奈やSHUUBIと一緒に見たいな」と思っているのですが、とにかくその世界はひとことでは言い表せないものがあります。それがどんなものなのか、是非とも開場へ確かめにきていただければと思います。
出演者紹介(その4:進藤宏希)
出演者紹介も後半になりました。4人目は進藤宏希さんです。
進藤さんとはじめて出会ったの、いつだったかなあ。今回の会場であるpara-dice界隈で「オガサワラヒロユキさんのような人がいる」ということで話題になっていて、その意味で前から知ってはいたと思うのですが。
そんなことを考えながら記憶をたどると昨年の2月、とあるバーでのライブ打ち上げで6月に行ったイベントの宣伝をしたとき、「うっきーさんなら大丈夫でしょう」との心強い言葉をもらったことを思い出します。…ってことはその前に面識あったってことですよね、オガサワラさんか本城タカヒロさんに紹介してもらったんだろうなあ。
そんな進藤さんですが、今回鈴木善之さんを呼ぶことが決まり「誰と対バンするか」を考えたとき、真っ先に頭に浮かんできました。その「静」のなかに秘めた「動」の世界を、鈴木さんに見てほしいと思ったからです。その世界は最近、また研ぎ澄まされてきたように思います。一見ほっこりとしているように見えるうたから聞こえる「牙」を、ぜひとも感じ取ってもらえれば幸いです。
出演者紹介(その3:畑歩)
出演者紹介の3人目は、畑歩さんです。
そういえば、彼女も鈴木さんと同じで柴犬つながりなんですよね。昨年の夏前くらいに柴犬がtwitterで「サポートしてます」と書いていて、それで「どんな感じなのか見てみようかな」と思ったのが最初だったように記憶しています。はじめて見たときの印象は「ダイヤの原石みたい」で、そのあと柴犬に会ったときにも「あの子ならいろんな人にかわいがられるよね」なんて話をしたとかしないとかいう記憶があったりなかったりしております。
そんななかで、確か鈴木善之さんの企画だったかな、で対バンをしたときに話をするようになりました。そのあとも彼女の企画ライブにはしばぷりんがサポートで入っていることもあり、見に行く機会も増えてきています。
まだ自分自身の世界を表現しきれていない場面もあるのですが、その世界は「リアルを全力で歌う」とのキャッチフレーズどおり、しっかりとしたものを見せてくれています。今回もきっと、そんな世界をしっかりと見せてくれるでしょう。
出演者紹介(その2:まつしまようこ)
第1回の「題名のない文化祭」で一緒にスタッフをしていたりと知り合ったのはかなり前のようなのですが、実はその頃のことを私がほとんど覚えておりません。どちらかというと、ライブを見るまでは「(このイベントでも写真を担当していただいている)寺川さんおすすめのアーティスト」というイメージが強かったように記憶しています。だからなんだろうね、はじめて見るまでに何度か「見ようと思ったけれど都合が合わなかった」ことがあったみたいなのは。
そんななか、2011年のはじめに寺川さんに紹介され、そのあと3月にはじめてライブを見に行きました。まだはじめて彼女のステージを見てから2年経ってないんですね、そう考えるとよく見に行ってますね。それだけ見ていることもあり、今ではライブが終わるたびに意見を交わしているまでになりました。
彼女のステージは、私が好きなアーティストとは少し違う印象を持つかもしれません。それは、彼女自身がいままでに積み上げてきたものがしっかりと表現されているからだと思います。そして実はこの日が今年初ライブになるそうで、正直私もどんなステージを見せてもらえるのかわかりません。でも、だからこそ、まつしまようこの「今」をしっかりと見せてくれるのでばないだろうか、と期待しています。
出演者紹介(その1:鈴木善之)
今回も、「tuki no fuchi san」に出ていただける出演者を個人的視点で紹介していこうと思います。まずは今回のイベントをするきっかけになった、すっちゃんこと鈴木善之さんからです。
すっちゃんは前回のイベントに出ていただいたしばぷりんの柴犬と一緒に「Go through」というユニットを組んでいました。Go throughのはなしはしばぷりんの紹介のときにも触れましたので詳しくはそちらをご覧いただければと思いますが、もう5年くらい見てきているんですよね。
そんな経緯もあり、Go through時代から本当に彼らにはいろんなことを話してきましたし、いろんなことを見てもきました。そういえばまだGo throughが3人だった頃のすっちゃんはギターを持ってませんでしたっけ、2人になってはじめてのライブでは慣れないギターに集中しすぎてましたっけ。あれももう2年前のことか。
Go through活動休止後、すっちゃんは全都道府県をストリートで回る旅に出かけ、まずは近畿から東側を3カ月かけて帰ってきました。その旅に出る前のライブで「せっかく旅に行くんだから、そこでなにかをつかんで帰ってきてね」なんて話をした記憶があります。それから帰ってきてのライブでは、やっぱりその前とは違っているように思います。柴犬とも「たくましくなったよね」なんて話をしましたし。
そんな旅に出る前に「10月にイベントするんだ、すっちゃんは旅に出てるみたいだけど」なんて話をしていたら、「ならどこかでまたイベントしてください」と言われました。それなら、というのが今回のイベントをする大きな動機になっています。正直、ストリートの旅というのはともすれば「話題作り」だけに終わってしまうかも、と思っていました。今回のイベントも含め、これからの活動を通じて旅に出たことでどれだけ成長してきたかを証明していってくれると信じています。その実力がどれほどのものか、是非ともみなさんの目で確かめてみてください。